建物調査⑦シーリング調査
- 2011/05/31
建物調査シリーズ第7回は「シーリング調査」です。
シーリングとは、初めペースト状の材料が時間経過とともに硬化し、最終的にはゴム状の物質に変化する弾性に優れた建築材です。
主に建物の目地部分などに充填し、溝を埋めることで防水・気密などの役割を果たします。
皆様のご家庭の浴槽廻りなどに充填されているゴム状のものがシーリングです。
そのシーリング材の劣化状況を外観で確認したのち切り取り、専用機械で物性を試験します。
シーリング材も機能が低下し、コンクリートとの隙間に水が侵入する場合があるので、重要な「防水」のひとつと言えます。
下の写真はかなり劣化が進行したシーリング材です。
既に弾性は失われ表面にひび割れが発生してます。
これで建物調査シリーズは終了とさせていただきますが、今後も興味深い調査がありましたら皆様にご報告したいと思います。
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