日防技研のスタッフがマンション修繕の現場をご紹介します。

本日も「サマータイム」実施で朝７時から始業したにもかかわらず、業務終了時には外は真っ暗！
「もっと仕事の効率化を進めなければなあ～」
などと考えながら自宅に向けて車を走らせていたところ、信号待ちの際ふと横を見た瞬間目に飛び込んできたのは動物病院の看板。

「小鳥から．．．象まで．．．ぞっぞうううう！！」
頭に浮かんだのは象が診察に訪れて病院を踏みつぶしていく映像。
「象に来られても困るだろう！」と、ひとりツッコミ。
「早く誰かにこの真実を伝えたい！」
悶々とする気持ちを押さえなんとか就寝。
翌朝、挨拶もそこそこに早速所長に報告したところ
「動物園に出張して診察してるんじゃない？」
．．．納得。
この看板、自分達の仕事に例えるなら
「10所帯の小規模団地から700世帯の大規模団地まで」
うう～んインパクト弱い！象にはかなわん！
「自分達は規模じゃなくて中身で勝負だ！」
そう自分に言いきかし、颯爽と現場に出動する自分でした。

今年も厳しい猛暑となりました。
職人さんも私達管理者もこの時期は体力の消耗が激しく、疲れもたまりやすいです。
職人さんが帰った後、事務処理をしながらついウトウト．．．なんてことも。
そこで所長と相談して「サマータイム」を導入することにしました。
目標は朝７時出勤。
朝礼が８時からなのでその前に約１時間仕事ができます。
職人さんが来てからの日中は、現場巡回、打合せ、住民さんからの問合せ対応など慌ただしい時間帯となるので、朝の１時間は頭も体もフレッシュな状態で、かつ事務処理に専念できるので貴重な時間と言えます。

そしてスタート初日。
「どうせなら１番乗りの方が気持ちがいいからちょっと早く出よう」
と思い予定より１５分程早めに到着。
現場事務所のカギを開けようとすると．．．
「あれ？空いてる。昨日閉め忘れたのかな？」
ガラッと扉を開けると所長がデスクで不敵な笑み！
「やられた！」
どうやら所長も同じ事を考えていたらしく自分より５分程早く到着していたとの事でした。
「よ～し。明日はもっと早く出るぞ！」
ん．．．まてよ。このまま二人でこんな事をしていたらどんどん朝が早くなってしまうじゃないか！
早出スパイラルに陥ってしまうので醜い争いはやめる事にしました。

大型台風がようやく通過しました。
昨日の作業はできませんでしたが、特にトラブルもなくホッと一息です。
通常足場を組んでいる現場では台風到来に備えて事前に安全対策を実施します。
この現場でも下の写真のように足場のシートを一部開放して風を逃がす処置を実施しました。

 台風通過後は外したシートを元に戻さなければなりません。
仕事は止まるは手間は増えるはでなにも良い事はありません。
台風さん！もう来ないでね！

大型台風が接近中！
朝から横殴りの雨が車を叩きつけます。
いつも以上に慎重に運転しようやく現場に到着。
すると現場敷地内駐車場に大量の水が溜まっていて、一瞬にして足首まで浸水！
どこか排水口が詰っているのでしょうか？
上下カッパを着こんで詰り修理隊出陣！
グレーチングを外し調査開始。

しばらくゴミや泥をかき分けているうちに排水目皿を発見！
番線にひっかけて引っ張ると
「スポッ！」
と目皿撤去成功！
と同時にうずまきが発生し、溜まった水がみるみる流れて行きました。（大成功！）
見事職人さん・住民さんを「水没」の危機から救う事ができました。（ちょっと大げさ）

毎日現場では、昼食後各業種の職長が集まって「職長会議」が行われています。
明日の予定や各業種間での調整など様々な事が話し合われます。
そこである職長さんから
「もう少し住民さんが洗濯物を干せる日を増やす工程に組み替えたいので打合せしたい」
との提案があり、急遽工程見直し会議が始まりました。
工程は全業種が連動しているので、１業種の工程が変わると他の業種の工程にも影響が出ます。
よって工程の見直しは全業種職長の賛同が必要となります。
労力の掛かる作業になるにもかかわらず、住民さんの事を考えてこのような提案をしてくれた職長さんに私達管理者はとても胸を打たれました。
このような職人さんと一緒に仕事ができる事に喜びを感じると共に、自分達も職人さん達が気持ちよく仕事ができる環境づくりに励む決意を新たにしました。