日防技研のスタッフがマンション修繕の現場をご紹介します。

今日は現場で使うベニヤ板を買いにホームセンターに行ってきました。
推定年齢５５歳の店員のおじさんが車まで運んでくれて、積み込みを手伝ってくれました。

おじさん手を動かしながら

「仕事で使うのかい？」
「どこから来たのかい？」

などと色々話しかけてくれました。
積み込みが終わると

「ありがとうございました」
「ありがとうございました」

と２回も笑顔で挨拶をしてくれました。

それは営業スマイルではなく、本当に楽しそうに仕事をしているなかで自然に溢れる笑顔でした。
自分も現場で住民さんと接する際は、このような「自然な笑顔」が出せたらいいなとしみじみ思いました。

当社の工事は建物の長寿命化を目的としているため、職人さんにも高い施工精度を要求します。
とは言ってもやっぱり見た目も大事！
「仕上り」にもこだわって職人さん達が毎日ものづくりに励んでいます。

天井と壁など材質が変わる部分や、塗装・防水など仕上材が変わる境となるラインを「見切り」といいますが、このラインがきれいに出せるかは職人さんの腕の見せ所と言えます。
このラインがあまりに汚いと監理者や管理組合検査で指摘を受ける事もありますので、社内検査で各所を細かくチェックします。

どうやら今回もきれいに仕上がったようです。
（グレーが防水、白が塗装部分です）

これならお客様にも喜んでもらえると思います。（まるで新築のように！）
出来上がった作品の性能と美観両方が揃って初めてプロの仕事と言えます。

仕事中の職人さんは皆真剣で実に良い表情をしています。
中でも際立った表情をお持ちの職人さんにぜひブログに写真をＵＰしたいとお願いしたところ
「恥ずかしいから顔はやめて！」
と断られてしまいました。

しかしここで引き下がっては貴重なブログネタを１つ失ってしまう！
なんとかせねば！（ここからは盗撮マニアの心境です）

現場巡回中、鉄扉を塗装中の例の職人さんを発見。
塗装面にうっすら職人さんのシルエットが映り、まるで鏡のように綺麗な仕上り。
さすがだなあと思いながらも

「これはシャッターチャンスでは！」

気付かれないようにカメラのシャッターをパッシャ！
早速作業終了後に職人さんと交渉開始。
おだてて、なだめて、拝み倒して、なんとか掲載許可がでました。
 

扉に映った姿なのでわかりにくいかもしれませんが、作業に集中している真剣な「まなざし」でした。

このところ毎日気温の変化が激しく、なんだか調子が狂ってしまいますね！
でも職人さんにとっては「地獄の猛暑」が終わり、最も仕事に集中できる季節となりました。
ただ、これから冬に向かって徐々に日が短くなり、夏場に比べ作業できる時間も短くなるので、

「中途半場なところで日没！」

とならないような段取りが必要となってきます。

だいぶ日も沈んできて最後の現場確認へと屋上に上がったところ見事な夕暮れが！
思わずカメラを向けてパシャ！

いかがでしょうか。
１日の疲れがちょっぴり癒されたひとときでした。

当社の現場では毎週土曜日を「一斉清掃日」としています。
建物内の廊下・階段はもちろんのこと現場事務所、そして以前お話したトイレも！
職人さんの日頃の努力で今でもピカピカです。

ブルーレットも設置してさらに快適な環境となりました。

廃材コンテナ内のゴミも片側に集約して後の人が入れやすいように整理・整頓！

これで気持ち良く次の１週間がスタートできます。